(台北中央社)香港の反政府デモで11日、警察官が発砲し、デモに参加していた男性が負傷したのを受け、蔡英文総統は同日、フェイスブックで、北京と香港の政府に対し「銃弾ではなく、民主主義や自由への約束で香港の人民に応えるべき」と呼び掛けた。

蔡総統は「政府は丸腰の人民に発砲すべきではない。発砲は問題を悪化させるだけだ」と香港政府を非難。「対話でこそ問題を解決できる」とし、香港の人々の自由や民主主義に対する思いを真剣に受け止めるよう改めて呼び掛けた。

香港で行われたこの日午前のデモでは、警察官が実弾3発を発砲し、少なくとも1人が被弾した。

(編集:名切千絵)

http://japan.cna.com.tw/news/apol/201911110005.aspx
中央社フォーカス台湾 2019/11/11 17:55

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蔡英文総統