●軍事情報協定「失効させるな」 米軍トップ、韓国に要求
韓国側の説明によると、会談は約50分間行われ、双方は日米韓3カ国の安保協力へ引き続き努力する方針で一致。エスパー氏は協定をめぐる問題の「円満な解決」に向け、日本にも努力を求める考えを示したという。
エスパー氏はこれに先立ち、鄭景斗国防相と定例の米韓安保協議を行った。その後の共同記者会見でエスパー氏は、協定が日米韓3カ国の連携にとり「重要な手段だ」と強調。
協定失効は3カ国連携に影響を与えるとして、日韓双方に協定維持に向けた努力を促した。
さらに、こうした対立で利益を得るのは北朝鮮と中国だと指摘し、日米韓が連携して対処すべきだと訴えた。
鄭氏は会見で日韓が共に「努力をすべきだ」と主張。
協定維持には日本の措置撤回が必要との認識を示した上で、対話の進展に伴って「協定が維持されることが望ましい」と述べた。
(2019/11/15-20:36)
時事通信社
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019111500822&g=int