(台北中央社)蔡英文総統は26日、台北市内の総統府で米下院議員と面会した。ペンス米副大統領が先月行った演説で台湾への支持を表明したことに言及し、「台湾は米国の揺るぎないパートナー」だと応えた。その上で、台湾はインド太平洋戦略の最前線にあり、民主主義の価値を守る防衛線だと指摘。香港情勢の悪化は、台湾と米国が民主主義の価値を共に守る重要性をよりはっきりと示していると語った。

蔡総統はこの日、ビル・フローレス氏とガイ・レッシェンサラー氏(いずれも共和党)と面会。両氏の台湾に対する支持に感謝を述べた。また、「香港人権・民主主義法案」が上下両院で可決されたことにも触れ、これらの核心的価値は党派を超え、全ての民主主義国家における共通認識だとの見方を示し、米国との連携を引き続き強化する姿勢を見せた。

(温貴香/編集:楊千慧)

http://japan.cna.com.tw/news/apol/201911260003.aspx
中央社フォーカス台湾 2019/11/26 15:57

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左からガイ・レッシェンサラー氏、ビル・フローレス氏、蔡英文氏=総統府提供