【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部当局者は16日、記者団に対し、南北協力事業について「(韓国が)独自にできることをリストアップしている」として、「ただ、北の呼応が最も重要なため、北側の態度と状況を注視しながら現実的な方策を講じる」との方針を明らかにした。

国際社会の対北朝鮮制裁の例外として認められるよう具体的な準備を進めているかどうかを尋ねられると、現段階では現実的に難しいとの認識を示した。

 ただ昨年、制裁措置の例外に認定された南北離散家族の映像による再会や北朝鮮・開城にある高麗時代の王宮遺跡「満月台」の共同発掘事業、北朝鮮育苗場の近代化事業などを取り上げ、「南北協議を通じて大枠が示され、計画策定段階になれば、事前に制裁からの除外を受けて(事業を)執行できるようにする」と述べた。

 韓国政府は昨年、これらの事業の迅速な推進のため、制裁の例外として認められる手続きを終えたが、南北関係が膠着(こうちゃく)状態に陥り、着手できていない。

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聯合ニュース 2020.01.16 14:38

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