今の時点では、気候変動させるような規模の噴火じゃない
噴出量は、2011年新燃岳と同単位レベル

ただし、火山体の膨張が観測されているようなので、厳戒態勢が必要
VEI6規模の巨大噴火までいかなくても、
VEI5規模の非常に大規模噴火レベルで、周辺地域にかなりのダメージ

現状既に17キロ圏内100万人弱に避難勧告が出ているわけで

タール火山の最大の問題は、マニラという2500万人巨大都市圏に隣接していて、
周辺人口が多すぎること

たとえ大規模噴火とならなくても、
噴火するぞ詐欺みたいな状況が長期化すると、経済的ダメージが大きい

日本も、火山災害において、
1万年に1回レベルの巨大カルデラ噴火みたいなお手上げ事態はともかくとして、
数十万人レベルの避難が必要な、大規模噴火時に、どう対応するきゃ考えなきゃいかん
このレベルだと、列島で数百年に1度は覚悟しなきゃいけない頻度だし