−−対応策は何だと考えるか。

「(フェイスブックに)情けない野党と表現はしたが、結局頼みの綱は総選挙で野党が勝利する方法以外にはない。世論調査を見ると大統領と与党の支持率は高い。私も過去に世論調査を担当した人として、これは現実とかけ離れていることは知っている。事実がそうではないということを総選挙で証明しなければならない」

−−現在の野党は勝利すると思うか。

「韓国党は看板を下ろさなければならない。今の状態で進むのは滅びようということでしかない。やっとのことで統合列車が出発したが、果たして終着駅まで無事に進むことができるのか心配は多い。当然、新しい人も入るべきだが、どのような精神を入れるかも重要だ。現政権のポピュリズム式バラマキにどのように対処するのか野党が悩まなければならない。勝てる唯一の方法は改革保守の道を行くことだ」

−−総選挙出馬の意志は。

「総選挙で私が地域に行くことはないだろう。今は絶体絶命の危機だ。野党が勝利するには互いに区別せず、ひとまずすべてのことから手を離さなければならない。私も欲は全くない。ある役割が必要だと要請が入れば、相談に応じることはできるが、それが障害物となることは望んでいない。現政権の攻撃の口実になりえるからだ」

金氏は2017年4月、文在寅当時大統領選候補からキャンプ入りの提案を受けて「時代精神である和合と統合を一番うまく遂行できる候補」として支持を宣言した。共に民主党に入党して文在寅キャンプ共同選挙対策委員長を引き受けて活動したが、昨年1月に離党した。