(東京中央社)今春に予定される中国の習近平国家主席の訪日を前に、東京・上野で19日、中国による台湾併呑に反対する署名活動が行われた。主催は日本の団体「台湾研究フォーラム」などで、同団体の会長を務める永山英樹さんは、署名を通じて習氏の訪日への反対の意思を示すとともに、「台湾は中国の一部ではない。台湾は台湾」であることを広く知ってもらいたいと語った。

日本政府は習氏を国賓として招く方針で、この日の署名活動は「中国の台湾併呑を許すな!習近平の来日阻止!街頭活動」と題され、日本在住の台湾人らも参加した。永山さんは、台湾と日本は運命共同体だとした上で、中国による台湾侵略は日本侵略とイコールだとの考えを示した。

日本人や台湾人が署名した。中部・南投出身の5人組の大学生は、署名した理由について「台湾が香港のようになってほしくない」と話した。署名した人の中には、香港から訪れた観光客の姿もあった。

(楊明珠/編集:楊千慧)

http://japan.cna.com.tw/news/asoc/202001210006.aspx
中央社フォーカス台湾 2020/01/21 17:44

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永山英樹さん(左手前)