来月、中国の武漢で行われる予定だった東京オリンピック、ボクシングの「アジア・オセアニア予選」は、新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎の感染が広がっていることから、出場者の健康面などを考慮し中止されることが決まりました。

東京オリンピックの「アジア・オセアニア予選」は、来月3日から14日まで中国の湖北省武漢で予定されていましたが、現地では、新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎の感染が広がっていて、予選の主催者側は、「出場者や関係者の健康面と安全面などを考慮して中止する」と発表しました。

主催者側によりますと、新たな日程や開催地については、今後、IOC=国際オリンピック委員会が発表するとしています。

東京オリンピックのボクシングは、出場枠を争う、世界の各地域の予選が来月から順次始まり、「アジア・オセアニア予選」には男子6階級、女子5階級の合わせて11人の日本代表が派遣される予定でした。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20200122/k10012254581000.html?utm_int=news_contents_news-main_001
NHKニュース 2020年1月22日 13時23分