冫(゚Д゚)  明治9年、日本の使節団が「朝鮮グルメ」を堪能し、死んでますwwwww


【気候と風土病】

 一日の温度差が激しく、20度ぐらい差がある。
 (一行の京城滞在は、7月30日から8月26日まで)
 日本人に病人が多くなってきた。これは気候が不順なことと食料の粗末なことに原因があると思う。

 帰国する頃には、京城に行った者は半数が病人である。
重症の下痢の者が多い。中の一人(金子鉄蔵)が医官の治療の甲斐なく死亡した。

(高熱を発して吐瀉を繰り返し心停止に至る。病状については「宮本大丞朝鮮理事始末 十/4 慶応4年3月から明治9年9月p23」に詳しい。
赤痢の症状に似る。氷水の飲食が原因とも考えられる。また、奥 義制書記官が重体となり、帰国後長崎の病院に入院して一命をとりとめている。)
 この病は一種の風土病でかつて台湾で流行したものと同じ種類であろう。また朝鮮は悪性の熱病も多いという。
 浅間艦に居た者も下痢や脚気になった者が多い。
 今後、朝鮮国に人を派遣する場合は、予防法に注意すべきを要す。