【ジャカルタ、世宗聯合ニュース】韓国船籍の液化石油ガス(LPG)運搬船が領海を侵犯したとして、インドネシア海軍に拿捕(だほ)されたことが11日、分かった。韓国の海洋水産部と外交部が明らかにした。

 同船は8日、インドネシア・ビンタン島沖の領海にいかりを下ろしたところ、同国の海軍に拿捕された。

 船舶には韓国人船長と船員それぞれ1人をはじめ、インドネシア人船員ら計14人が乗船しているという。

 昨年秋以降、韓国人船員が乗船した船舶がインドネシア海軍に拿捕されたのは3例目となる。昨年10月にビンタン島沖で韓国人船長と船員9人らが乗っていたパナマ船籍のLPG輸送船が、今年1月には韓国人船長と船員ら4人が乗船した韓国船籍の貨物船が拿捕された.LPG輸送船は今年1月17日に解放さ たが、貨物船はまだ抑留されている。

 韓国政府はインドネシア海軍に対し、迅速に抑留解除の手続きを取るよう要請したが、いつ解放されるかは分からない状況だ。

聯合ニュース
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2020/02/11 15:06