韓国原子力研究院は13日、「人事委員会を開き、昨年末に公開採用の最終面接を通過した中国国籍の人物について不合格処理を行った」と発表した。

 韓国原子力研究院は高度なセキュリティーを要求される機関だが、個人の身元情報を示さない現政権の「ブラインド採用」方式に基づき、昨年8月に中国国籍の人物を最終面接まで通過させていた。同研究院は「外国国籍者を正規職で採用したらセキュリティー課題への参加が制限されることなどを考慮した」と説明した。

 韓国政府の傘下にあって出資を受ける各研究機関が2017年9月から適用してきた「ブラインド採用」方針に基づき、国籍や写真、名前、性別、出身校などの身元情報を記さなかった。

 同研究院では今後、研究員の公開採用の際には応募書類に国籍を記載するなど、採用マニュアルを変更することにした。

朝鮮日報
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200214-00080010-chosun-kr

2/14(金) 9:40配信