【ジュネーブ聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は23日(現地時間)、スイス・ジュネーブで世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長と会談し、新型コロナウイルスの感染拡大防止や協力策などについて議論した。

 康氏は新型コロナウイルスの感染者数が急増していることを受け、感染症の危機警報を最高レベルの「深刻」に引き上げたことなど、韓国での新型コロナウイルスの発生状況や対応状況などについて説明した。

 テドロス氏は、韓国は強固な対応体制を備えているのに加え、2015年の中東呼吸器症候群(MERS)への対応経験もあり、今回の事態も克服することを確信しているとの認識を示した。その上で、韓国政府と緊密に協力する姿勢を明らかにした。

 韓国はWHOと政策対話を開催するなど、協力を強化している。5月からはWHOの執行理事会に加わる。

 康氏は国連人権理事会とジュネーブ軍縮会議の会合に出席するため、ジュネーブを訪問した。

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2/24(月) 9:05配信
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