香港のアパレル財閥の孫娘が、去る1月28日にソウル 江南区（カンナムグ）にある某成形外科で脂肪吸引手術と豊胸手術を受けている途中、昏睡状態に陥り、近くの病院に運ばれたが死亡した。

4日、香港のサウスチャイナモーニングポスト（南華早報=SCMP）によれば、香港のアパレルブランド『ボッシーニ（Bossini）』の創立者である羅定邦（ロ・チンポン）の孫娘、エビータ・ローさん（34歳）が、ソウルで成形手術を受けて死亡した。ボッシーニの創立者一族は、2017年に約78億ドル（約9兆3,000億ウォン）財産を保有して、その年にフォーブスが選定した『アジアの富豪50の一族』に入ったアパレル財閥である。

ローさんの遺族は、成形外科の医療スタッフを殺人などの容疑で香港の裁判所に告訴する計画であるとSCMPは伝えた。ローさんの夫は、「妻の死亡で義父の財産の3分の1に相当する取り分を失うことになった」とし、成形外科を相手に損害賠償も請求すると明らかにした。

韓国でも調査が行われている。警察の関係者は、「遺族の調査は一度終え、過去にもこの病院で同じような事故が起きていないのか、有無などを調査している」と話した。

ソース：朝鮮日報（韓国語）
https://news.chosun.com/site/data/html_dir/2020/03/05/2020030500212.html