韓国の新型コロナウイルスの感染者は、前の日よりも438人増えて5766人となりました。
中央防疫対策本部は5日午前0時の時点で、韓国の新型コロナウイルスの感染者が4日午前0時の時点よりも438人増えて5766人となったと明らかにしました。

新たに増えた438人のうち407人は、大邱(テグ)市と慶尚北道(キョンサンブクト)の感染者です。
死者は全国で38人となり、完治して隔離を解除された人は47人増えて86人となりました。

一方、韓国の感染者数が中国に次いで世界で2番目に多いのは、韓国が検査を積極的に行っていることも背景にあると見られています。

実際に、新型コロナウイルスの検査件数は4日の時点で14万件にのぼっていて、検査が可能な民間機関も先月7日の46か所から、今月3日には92か所にまで2倍増えたということです。

また、防疫当局は全国の幼稚園と小中学校、高校、大学の新学期の開始を2週間延期したほか、民間企業でも在宅勤務などを活用して感染拡大の防止に対応しています。
http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&;Seq_Code=75084