2020年3月4日、海外網は、新型コロナウイルスの感染者が急増している韓国で、中国人が最も多い都市では感染者が出ていないと報じた。

記事は、京畿道安山市は韓国国内で中国人が最も多く住んでいる都市であり、同市の元谷洞で生活する外国人8万7000人のうち、
中国人が66%の5万8000人を占めていると紹介した。

その上で、現在すでに5000人を超える新型ウイルス感染者を出す韓国において、同市ではなおも感染者が1人も出ていないと伝えた。

そして、韓国メディアの報道として、同市で感染者が出ていない背景には現地のウイルス拡散防止措置が奏功していることがあると説明。
現地では市場やバス停など公共スペースの防疫作業を重点的に継続しているほか、英語、中国語、ロシア語、ベトナム語など
多言語の伝染病予防マニュアルを作成し、マスクとともに外国人居住者に配布したと紹介している。

記事は、同市で感染者が出ていないことについて韓国のネットユーザーからは現地の取り組みを称賛する声が出たほか、
「中国人の入国を禁止すべきではない。やるべきことは、(大勢の感染者を出した新興宗教団体の)新天地をしっかり管理することだ」との意見もあったとした。
https://www.recordchina.co.jp/b786768-s0-c30-d0135.html