【大邱聯合ニュース】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は9日、南東部の大邱と慶尚北道を中心に感染が広がる
新型コロナウイルスに関し、集団感染が起きた新興宗教団体「新天地イエス教会」の大邱地域の信者に対するウイルス検査がほぼ終わり、
「急速な拡散の勢いがやや弱まっている」との認識を示した。大邱で主宰した中央災難(災害)安全対策本部の会議で述べた。

5日以降、新型コロナウイルス新規感染者の1日の増加数は減少傾向にある。
先月29日には新規感染者数が909人に上ったが、今月5日は518人、6日は483人、7日は367人だった。

丁氏は一方、新型コロナウイルスによる経済への影響が懸念していたよりも大きく表れているとし、
中でも大邱・慶尚北道は原材料の需給が逼迫(ひっぱく)し、工場の操業に支障が出ており、
飲食店や商店は客足が途絶え自営業者の苦痛も増していると指摘した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-00253214-yonh-int