生物兵器の開発に転用可能な「スプレードライヤー」を中国に不正輸出したとして逮捕された機械メーカーの社長らが、韓国にも無許可で輸出したとみられることが分かりました。

 横浜市の「大川原化工機」の社長・大川原正明(70)容疑者ら3人は、2016年に生物兵器の開発に転用可能な「スプレードライヤー」を中国・上海のドイツ系企業に不正に輸出した疑いがもたれています。

 警視庁公安部は不正輸出を繰り返していたとみて調べていますが、捜査関係者への取材で、大川原容疑者らが韓国の企業にも不正輸出したとみられることが分かりました。

 大川原化工機は「当該製品の輸出は外為法に違反するものではない」としています。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3927681.html
TBS News 2020年3/12