【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は13日、洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官や韓国銀行(中央銀行)の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁らを青瓦台(大統領府)に呼び、経済・金融状況を点検する緊急会議を開いた。世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を宣言し、世界各国で株安が加速するなか、国内の金融市場へのショックを点検して対策を議論するため。

 李氏が青瓦台を訪れたのは総裁2期目の任命状を授与された昨年4月以来で、文大統領は現在の市場の状況を重く受け止めているようだ。

 韓国銀行はこの日、臨時の金融通貨委員会を開催する必要性について内部で協議中だと伝えており、会議以降に金融通貨委を開催し、利下げに動くかどうかが関心を集めている。

 同日の韓国株式市場で総合株価指数(KOSPI)は取引開始直後に8%を上回る下げ幅を見せるなど、市場の不安は強まっており、金融当局が特別な措置を取る可能性がある。

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3/13(金) 13:26配信

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文大統領(資料写真)=(聯合ニュース)