【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、来週開かれる予定の主要20カ国・地域(G20)の首脳によるテレビ会議で、韓国政府はビジネス客の活動保障問題を重点的に提案することが分かった。外交部の当局者が19日、明らかにした。

この当局者は記者団に対し、テレビ会議の日程は確定していないとしながら「われわれはビジネス客の入国や移動制限が最小化されるよう、活動の便宜を認めることを提起する方向で準備している」と述べた。

 これに先立ち、外交部は17日に電話で行われた韓中日外交当局の局長協議でも中国と日本にビジネス客の例外的入国許可を提案した。

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中でも、ビジネス客の各国間の移動は例外的に認めるべきだとの考えは、G20特別テレビ会議の開催を提案した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の立場でもある。

 外交部は現在、新型コロナウイルスに感染していないことを示す確認書や健康証明書などを持参したビジネス客に対して例外的に入国を認めるシステムを設けるため、中国やベトナム、インドネシア、インド、トルコなど約20カ国と協議を進めている。

 16日現在でアジア、中東などを中心に7〜8カ国が特定のプロジェクトを遂行する韓国のビジネス客に対して例外的に入国を認めた。

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聯合ニュース 2020.03.19 18:19

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昨年6月に大阪で開かれたG20首脳会議の様子