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東京オリンピックが新種コロナウイルス感染症(コロナ19)によって来年に延期になった中、組織委員会が競技場搬入禁止物から日本軍国主義の象徴である旭日旗を除いたことが分かった。

31日、スポーツニッポンなど日本メディアによれば、東京オリンピック組織委員会は大会競技場搬入禁止物と禁止行為を定めた。これまで論議の中心にあった旭日旗は抜けた。

旭日旗は歴史的に日本帝国主義および軍国主義の象徴として使われた。ドイツ ナチのハーケンクロイツと同じ意味である「戦犯旗」という指摘も受けた。しかし組織委員会は「日本国内で広く使われている。政治的主張や差別的表現という指摘は正しくない」として禁止物から除外した背景を説明した。

今年1月、パク・ヤンウ文化体育観光部長官、イ・キフン大韓体育会長がトーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)委員長に会って旭日旗使用に対する憂慮を伝えたがバッハ委員長は「韓国の立場を理解する。IOCを信頼して任せてほしい」とだけ消極的な態度を見せた。ただし、組織委員会は旭日旗によってなんらかの問題が発生した場合は退場などの措置を下すことができると伝えた。

一方、オリンピック不参加国の国旗や1メートルx2メートルの旗、バナー、垂れ幕、90センチ以上の旗竿やカメラ三脚台、笛、ブブセラ、拡声器、レーザーポインタなどが禁止物に含まれた。

[ソウル=ニューシス]

ソース:東亜日報(韓国語)東京オリンピック、競技場搬入禁止物品に‘旭日旗’除外
http://www.donga.com/news/Top/article/all/20200331/100435297/1