米、香港への防衛機器輸出を停止 追加規制も検討=国務長官
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba9a40a0b98e6edc69da1a7e9e8feac9d58c14ef
ポンペオ米国務長官は29日、香港への防衛機器の輸出を停止すると発表した。
対香港輸出のさらなる規制も検討しているという。
中国は香港への統制を強める「香港国家安全法」の制定に動いており、
1997年の香港返還時に約束された高度な自治が損なわれるとの懸念が出ている。
ポンペオ長官は「香港の自由を奪う中国共産党の決定により、
トランプ政権は香港に対する政策の見直しを強いられている」と述べた。
米国は29日から香港への防衛機器の輸出を停止するとし、
軍民両用(デュアルユース)技術の輸出停止に向けた措置も取る方針を示した。
長官は「米国は国家安全保障上、この措置を取らざるを得ない。
香港と中国本土への統制品目の輸出をもはや区別できない」と述べた。
国務省のデータによると、同省は昨年、香港政府に対し、
約240万ドル相当の防衛関連統制品目・サービスの輸出を承認し、
このうち約140万ドル相当が出荷された。
ポンペオ長官の発表後、ロス商務長官は、
輸出ライセンスに関する例外措置など香港に対する優遇措置を認めた
商務省の規制も停止されると述べた。

米、香港への優遇措置を一部終了 軍民両用技術の輸出を制限
https://news.yahoo.co.jp/articles/0018733dbf37045d6caa342441765c2744cf7007
ポンペオ米国務長官は29日、米国が香港に認めてきた優遇措置の一部を終了させ、
軍民両用の技術に関する輸出を中国本土と同様に制限すると発表した。
「中国が香港を『一国一制度』として扱っている」ことが理由。
中国による香港への国家安全法制導入の動きに伴う対抗措置の一環で、
優遇措置見直しを続ける考えを示した。
声明では、米国は安全保障上の理由から、
香港を中国と同じように扱わなければならなくなったとした上で
「軍民両用技術が、中国共産党の独裁維持を最優先事項とする
人民解放軍の手に落ちる危険を冒すことはできない」と説明した。

アメリカの香港の特別措置廃止が始まったw