先月23日に中国人密入国者8人の乗ってきた小型ボートが見つかった忠清南道泰安の海岸から直線距離で15キロほど離れた場所で、またも正体不明の小型ゴムボートが発見され、関係当局が調査に乗り出した。ボートのエンジンなどに書かれた文字からみて、中国からやって来た可能性が高いという。

 泰安海洋警察署は、4日午前8時55分ごろに忠清南道泰安郡近興面新津島里の馬島防波堤付近で、正体不明のゴムボート1隻が発見され、調査中だと発表した。この日、ある住民が「馬島防波堤近くに5−6日前から正体不明のゴムボートがある」と119番(消防)および海洋警察に通報した。ゴムボートが発見された場所は、先月23日に中国人8人が密入国用に使った小型ボートの見つかった泰安郡所遠面蟻項里の海岸から直線距離で15キロほど離れた地点だ。

泰安=禹正植(ウ・ジョンシク)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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