>>40
多分並列コンピューティングのニューラルネットワークのことだが
最近だとディープラーニングなどでよく使う
しかし、ニューラルネットワークはあくまで「神経系を模した計算」であり、別に機械で脳のコピー作るするとかそういう話ではない
計算シミュレーションとかの手法というだけ

ちなみに、生体の模倣をベースとした工学アプローチの基本として、「機能として似ているなら元の生体の構造に忠実かどうかは問わない」というのがある
要は、「鳥みたく飛べるもの」を作りたくて「飛行機」作っちゃったみたいな話
確かに鳥みたく飛べるが、別に羽ばたいたり鳥の動きとかまで忠実にやってないし、むしろ全然違うところの方が多いくらい
そもそも、鳥ロボット作ることそのものが目的じゃなければ細かい模倣までやる必要はない

人工知能とかも基本発想はこういうのだよ
とりあえず知能っぽいのが実現できるシステムが構築できれば別に脳を模倣した構造を作る必要はない
原理やアルゴリズムは全然別物でもいい
そもそも、脳の構造なんていまだに言うほどちゃんと分かってる訳じゃないし

(人工知能の文脈での)ニューラルネットワークもそういう発想で構築されてるものだし、それで脳シミュレートしたところで大脳新皮質のパルスの流れとかなんて分かる訳がない
いいとこ分かるのは「実際の脳にどういう物理作用が働くのかは分からんが数理モデルとしては脳っぽいモデル」ができるだけ
まあそれはそれで有用なものだが