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▲ 韓半島旗(左)と四角で表示された韓半島旗を中央にして、中国と沈む日本を描いたと推定される仁川国際空港公社の新しいロゴ。
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物議を醸している仁川(インチョン)国際空港公社が新たに検討しているロゴが、『韓半島(朝鮮半島)旗』と沈む日本を形象化した呪術的な意味を盛り込んでいるという解釈が出た。

匿名を求めたある政治専門評論家は18日、あるチャンネルを通じて「(仁川国際空港公社の新しいロゴは)中央に韓半島旗を置いて両脇に中国と日本を配置した中、日本が沈む姿を描いたもの」という解釈を出した。これはこれまで大多数のネチズンが、仁川空港公社ロゴは中国の航空会社である『エアチャイナ』をコピーしたと非難したものとは異なる脈絡の分析である。

この専門家は本紙に対し、「仁川国際空港公社が、このような呪術的な意味を盛り込んだと疑われるロゴを、なぜ出したのか分からない」と述べた。

彼は、「仁川国際空港公社が意図的ではないと言っても、エンブレムは意図とは関係なく、そのように見えることが重要だ」とし、「このようなエンブレムを見ると、迷信的ば呪術に振り回されて破局を迎えた前任の朴槿恵(パク・クネ)政権の失敗を、繰り返しているのではないかと懸念してしまう」と打ち明けた。

最近流出した仁川国際空港公社の新しいロゴと予想されるデザインは、予算の浪費や外国の航空会社のロゴのコピー、社長側近の特恵などの議論を呼び起こし、ネチズンたちからの激しい非難を受けた。(本紙記事 =<CI変更『議論』仁川国際空港公社・・・ロゴ流出は社内不満職員の歪曲>参照)

彼は、『韓半島旗』の意味に注目すべきだと述べた。韓半島旗は文在寅(ムン・ヂェイン)政権の国政基調を示していて、日本を破って韓半島は韓半島旗の下で一つになることが文政権の目指す場所だというのである。

文在寅政権は、南北対話を通じた韓半島の統合を繰り返し明らかにしてきた。太極旗ではなく『韓半島旗』は韓国と北韓(北朝鮮)を一つにした第3の象徴で、平昌(ピョンチャン)オリンピックなどでも使用された。韓半島旗は白地に水色を基本にしている。しかし、このエンブレムでは白地を使ってはいるが、韓半島旗は水色と似た系統の青色にしている。青色は与党の代表性を示す色でもある。

問題はこのような象徴が、なぜ仁川国際空港公社のロゴに盛り込まれているのかである。

この専門家は、「仁川国際空港公社が主体的に、このような呪術的な意味が盛り込まれたロゴを作ったとは思えない。また、青瓦台(大統領府)がこのような(文政権の国政国政基調を盛り込んだ)エンブレムを作れと仁川国際空港公社に指示したとは考えられない」とし、仁川国際空港公社の意図性を否認した。

彼は、「青瓦台の周辺に、このような根拠のない呪術的エンブレムを作って大統領の聡気(聡明な気運)を曇らせ、無意味なお世辞を言う輩がいるということだ」と仄めかした。

この専門家は、「いわゆる “諫臣たちの跋扈” が青瓦台にかなりの影響を及ぼしている」とし、「この勢力が誰なのかは分からないが、朴槿恵政権が崔順実(チェ・スンシル)の群れによる国政壟断という悲劇を迎えたように、文政権の周辺にもこのような “諫臣の群れ” がいるようだ」と懸念した。

ソース:ベータニュース(韓国語)
http://www.betanews.net:8080/article/1208803.html