70代の高齢者が便宜店(コンビニ)の生理用ナプキンの陳列台でオナニーをしたり、駐車していた車を壊して暴れた容疑で起訴され、実刑が宣告された。

仁川(インチョン)地法(地裁)刑事14単独(判事=ちゃん・みょん)は21日、(傷害・窃盗・業務妨害・特殊器物損壊などの)容疑で起訴されたA被告(72歳)に懲役8か月を宣告した。

A被告は去る1月31日、仁川市 西区(ソグ)にある某便宜店で生理用ナプキンの陳列台の前に立ってオナニーをして、従業員から出ていくよう要求されたにもかかわらず20数分間応じず、便宜店の運営を妨害した容疑で起訴された。

またA被告は去る2月3日、西区の某路地でBさん(77歳)が所有する廃紙を積んだリヤカーを持ち去ろうとしたが、抗議を受けるとBさんの顔を数発殴った。同月13日には西区の某工事現場で、盗んだ鉄パイプでCさん(62歳・女)が所有する乗用車を叩いて壊し、これに抗議するCさんにけがを負わせた容疑も受けている。

裁判部は、「被告人が統合失調症などで精神科で治療を受けていて、今後も持続的な治療が必要に見える」とし、「ただし多数の被害者を相手に傷害や窃盗、業務妨害、特殊器物損壊など犯行を起こし、その罪質は悪質で、被害者からの許しがエラれない点などを考慮して刑を定めた」と判示した。

ソース:時事ニュース(韓国語)
http://www.sisa-news.com/news/article.html?no=130285