「ドッグファイト」に「ロックオン」...トルコ、ギリシャ空軍のプライドの戦い
トルコの国防省、ギリシャF-16戦闘機追い出した映像公開
ギリシャ、トルコ、F-16利用した「詐欺」と主張
東地中海の天然資源の開発を置いて、トルコとギリシャが対峙している中で、先月29日(現地時間)、トルコ国防省がTwitter
を使って2分09秒分量の動画(msb.gov.tr/SlaytHaber/2882020-20308)を公開した。
この映像は、トルコ空軍のF-16戦闘機のコックピット画面を撮影したもので、国防部はこれについて、「クレタ島で離陸した
ギリシャのF-16戦闘機6機、キプロス島の南警戒区域に近づくにつれ、私たち空軍のF-16戦闘機がこれら追い出した」と説明した。
映像には、トルコ空軍のF-16とギリシャの空軍のF-16が相手の後をつかむために空気中接近戦、すなわち「ドッグファイト」を
繰り広げる姿が映っている。
主人公であるトルコのパイロットはドッグファイトの末、ギリシャF-16を「ロックオン」することに成功して興奮してトルコ語
で「撃て」と叫ぶ。
〜中略
この映像にギリシャ軍は何の反応も見せなかったが、ギリシャのメディアとネチズンは激しく反発した。
特に、ギリシャのネチズンたちは、トルコとギリシャの両国がすべてのF-16戦闘機を運用するという点を利用して、トルコが
自国のF-16に「詐欺」を行ったと主張した。
ギリシャのネチズンはコックピットHUD(ヘッドアップディスプレイ)画面の「SIM」の表示を根拠に、トルコ軍の戦闘機が
シミュレーションモードでの飛行したと指摘した。