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▲阿マの家−平和と女性人権館

台湾の首都タイペイ市に建てられた初の日本軍慰安婦記念館が運営資金不足などの原因で来る11月、閉館する予定だ。

27日、台湾連合新聞網などは女性人権団体「婦女救援基金会」が建てた台湾慰安婦博物館である「阿マ(おばあさん)の家-平和と女性人権館」を11月に閉館すると伝えた。後援支援金と入場料収入減少にともなう運営資金不足が博物館閉鎖の直接原因と知らされた。

この博物館は2016年、世界人権の日である11月10日に開館した。博物館には台湾慰安婦関連写真と資料、映像などが展示されている。

博物館側はフェイスブックを通じて「来る11月10日、正式閉館する」と明らかにした。博物館を運営する台湾婦女救援基金会側は「慰安婦博物館を永久的に閉鎖するのではなく、賃貸契約が延長できず、臨時閉鎖されるもの」としながら「再開館できる場所を物色中」と明らかにした。

基金会側はまた「慰安婦関連資料が永久に展示されるよう、政府当局が遊休空間を提供するよう願う」と説明した。基金会側は台湾に1000〜2000人の日本軍慰安婦被害者がいるが、高齢の慰安婦ハルモニが相次いで死亡して現在2人だけ生存していると伝えた。

[ソウル=ニューシス]

ソース:東亜日報(韓国語)台湾初めての慰安婦記念館11月閉館予定…資金不足のため
https://www.donga.com/news/Inter/article/all/20200728/102194328/1