公平を期すために書いておく。

この板でよく引用される「韓国軍が武器おっぽらかして逃げて…」の文章そのものはリッジウェイの「朝鮮戦争」からは見つからなかった。
同趣旨のことは散見されるので、都合のいい所だけ抜き出したようにも思える。あるいは版によって削除されたのかもしれない。
で、その「武器おっぽらかして逃げて」も「小銃しか持ってない兵隊が戦車に突撃されたらそりゃそうなる。米軍だってそうだ」とも書いてあった。(騎兵隊でドイツ機甲師団に突撃して全滅したポーランド軍がいかに勇敢()だったかわかるなw)

戦線が北上して余裕が出てきたころ、韓国軍に集中的に訓練を施した、と書いてあり、それ以降はまともになったようだ。韓国軍が自軍の勝利にびっくり、みたいな記述あり。
ただ時期は分からんが韓国第二軍団がみっともなく敗走したらしく、解体されて白将軍の第一軍団に統合されてるので、糞はやっぱり糞なんだろうな。

もう一つ、多冨洞のころは敗走を続けてた後なので、戦争経験のある兵隊は大概戦死していて、敗走途中に無理やり招集したアマチュアの集団たったとか。当然士気も上がらずやる気なく、それを見ていた米軍もやってらんねー状態だったらしい。
で、その流れを変えたのが例の突撃だったようだ。(戦後、在韓米軍の司令官が交代するときは必ず白将軍を表敬訪問してたってのがよくわかる)