┃これまで朴槿恵、廬武鉉、文在寅大統領を赤裸々に揶揄
┃少女像を売春婦と合成し、杭テロも『ぬけぬけと』

(写真)
https://image.news1.kr/system/photos/2020/7/28/4310938/article.jpg
▲ 28日、江原道 平昌郡の韓国自生植物園に設置された『永遠の贖罪』の銅像。
_______________________________________________________

江原道(カンウォンド)平昌郡(ピョンチャングン)のある民間施設に設置された慰安婦少女像の前で、ある男性がひざまずいて謝罪する造形物をめぐり、日本政府が韓日関係を持ち出して過剰な反応を示している。

29日、日本の毎日新聞などによれば、日本政府の報道官である菅義偉官房長官は該当の造形物と関連して、「仮に報道が事実とすれば、日韓関係に決定的な影響を与えることになる」とし、「国際儀礼上許されない」と主張した。造形物の男性が、安倍晋三首相を倣って製作されたのではないかというのが日本の主張である。

しかし、日本政府のこのような対応は、過去の自分たちの行動は振り返らない居直り、ネロナムブル(私がすればロマンス、他人がすれば不倫)的な態度に近いという指摘が出ている。

日本は過去に少女像を売春婦を合成する極悪非道な行為とともに、杭テロを起こしたこともある。同時に日本は大韓民国の首脳である大統領に対し、赤裸々に揶揄したこともある。

(写真)
https://image.news1.kr/system/photos/2013/2/23/386629/article.jpg
▲ この合成写真は右翼志向のネチズンが合成した写真と見られ、オンラインコミュニティーなどで拡散している。
_______________________________________________________

日本の有力時事週刊誌である週刊文春は去る2013年、当時の朴槿恵(パク・クネ)大統領を対象に、「今週のバカ」、「悪口を言いふらす “おばさん”」と称するだけではなく、「(状況の)打開策は彼氏(の出現)」と揶揄した。

週刊文春は、「歴代韓国大統領は支持率が下がると反日カードを使用したが、朴大統領は最初から反日カードを使ってしまった」とし、「朴大統領は人から愛された経験が少ない。このような状況を打開するためには、やはり “愛” が必要だ」と揶揄した。

同年に日本では、『テコンダー朴』という嫌韓マンガも登場し、我が国民の公憤を買ったりした。このマンガは、迫害される在日韓国人がテコンドーで日本人を打ち破るという基本的な筋書はあるものの、巧みに大韓民国の首脳たちを風刺している。

このマンガに登場する呉武弦(オ・ムヒョン)という韓国人シルム選手は廬武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領にそっくりで、岩の断崖に身投げをして死亡するという形容しがたい描写をした。

このマンガには、朴槿恵大統領にそっくりなキャラクターも登場する。該当のシーンでは、朴元大統領に似たキャラクターが、太極旗を背景にして悪党に頬を叩かれる。

(写真)
https://image.news1.kr/system/photos/2019/9/8/3814190/article.jpg
_______________________________________________________

去る2013年3月、大阪市内で行われた日本の極右団体の反韓デモでは、当時の朴槿恵大統領の人形に囚人服を着せて持ち歩き、最後には絞首刑に処するパフォーマンスを行った。

昨年、NAVERの日本の子会社である『LINE』が文在寅(ムン・ジェイン)大統領を揶揄するスタンプを販売した事実は有名である。したがって、日本がこれまでに大韓民国の首脳たちを対象にした態度を考慮すれば、今回の反応はまさにネロナムブル(私がすればロマンス、他人がすれば不倫)という指摘を免れないと見られる。

日本は、少女像が我が国民にどのような意味を持っているかを知りながらも、数えきれないほど嘲弄してきた。

去る2014年、自身について東京に住むグラフィックデザイナーと明らかにしたDai Inamiは、作品を共有するサイト『ドリブル(dribbble)』に『Sexy Lady』というタイトルの画像を掲示した。画像の中の少女像は、着物を着たまま乳房を露出する姿に歪曲された。

去る2012年には、極右の鈴木信行が少女像に杭を縛るテロも起こした。杭テロ裁判は今年で7年目を迎えたが、鈴木の欠席で公判は一歩も進んでいない状態である。

ソース:ソウル=news1(韓国語)
https://www.news1.kr/articles/?4010723