しかし、韓国労組側はそれを認めず工場を占拠。
日本に代表を送り、日本の労組、マスコミと連携して社長の自宅前での抗議運動などを行う。

最悪なのは日本のマスコミで、事件の経緯を十分に説明せず、韓国側の主張のみを取り上げ
「韓国人労働者を過酷な労働をさせながら、給与を支払わずに逃げ出した」という論調でこの事件を報道。

結局、日本国内の批判も集中し、スミダ電気側がさらに韓国側に金を支払うことになった。
どの程度の金が支払われたのかは不明なのだが、どうも要求額ほぼ満額を支払ったらしい。

以上が、「大沢プレス事件」「スミダ電気事件」のそれぞれの大まかな経緯である。
それにしても日本人関係者の怒りはいかばかりか。
心中察するにあまりある。