韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官が5日、極超音速ミサイルなど先端武器の開発を急ぐと明らかにした。この日午後、大田(テジョン)国防科学研究所(ADD)創設50周年記念式で述べた祝辞でだ。

鄭長官は「今後、わが軍は精密誘導操縦機能を備えた誘導武器、長射程および極超音速ミサイル、高位力弾頭、韓国型衛星航法体系などの技術開発を加速し、ミサイル戦力をよりいっそう高度化させていく」と話した。国防部長官が極超音速ミサイル技術を開発中という事実に言及したのは初めて。国会立法調査処は昨年6月、「ADDが2004年から極超音速ミサイル関連の研究を進め、成果を出した」とし「2023年までに飛行試験を完了する計画」という内容の報告書を発表した。

極超音速ミサイルはマッハ5以上の速度で世界のどこでも1、2時間内に打撃が可能だ。巡航ミサイルとグライダーの2種類に分けられる。グライダー形態の極超音速ミサイルは弾道ミサイルに載せて発射すれば高空から滑降する。2種類の極超音速ミサイルともにミサイル防衛(MD)網の迎撃を避けることができる。

国防部長官が極超音速ミサイル開発を公開した背景には、米国・中国・ロシア・日本など韓半島(朝鮮半島)周辺国が極超音速ミサイルを開発する動向に対応し、韓国も独自の能力を備えているという事実を知らせる意図がある。

2020.08.06 07:26 ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
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