2020年8月16日、韓国・聯合ニュースによると、ソウルと近郊の京畿道(キョンギド)など首都圏で新型コロナウイルスの感染者が爆発的に増え、
同日午前0時現在の感染者数は279人で、累計1万5318人となった。前日より113人増加した。

記事によると、新規感染者279人は、南東部の大邱・慶北(テグ・キョンブク)で集団感染が発生していた3月初旬の水準で、同月8日(367人)以来の多さ。
ソウルや京畿道など首都圏の教会で感染が広がっていることに加え、職場やコーヒー店、学校などあちこちで同時多発的に感染者が出ている。

これを受けて、ソウル市と京畿道では、感染防止に向けた「社会的距離の確保」のレベルを16日から第2段階に引き上げたが、
首都圏の感染の波が全国的に広がるのではとの懸念が高まっている。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「世界がうらやむ『K防疫』は何だったの?」
「政府の危機意識が足りない気がする」「政府は感染者が増えたのを防疫の決まりを守らなかった国民のせいにしている」など、政府への批判の声が上がっている。

また、「それぞれが注意するしか方法はないよね」「政府を責めても仕方がない」「人が多く集まる場所は規制が必要だ」
「PC房(ネットカフェ)や図書館のような所は制限を掛けた方がいい」などと危機意識が高まっていることがうかがえるコメントが寄せられている。
https://www.recordchina.co.jp/b828827-s0-c10-d0155.html