【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は27日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から441人増え、
計1万8706人になったと発表した。市中感染が434人、海外からの入国者の感染は7人だった。

死者は前日から1人増え、計313人。新規感染者数は南東部の大邱市と慶尚北道を中心に流行の第1波が拡大していた3月7日(483人)以降で最多となった。

ソウル市城北区の「サラン第一教会」と光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の
15日にソウル中心部で開かれた大規模集会に関係した感染者が連日増加している上、光州市、江原道、
忠清南道など首都圏以外でも集団感染が相次ぎ、さらなる感染の拡大が懸念される。

現在の感染拡大傾向が続く場合、「社会的距離の確保」のレベルの第3段階への引き上げは避けられないとの見方も出ており、
政府も引き上げの可能性を本格的に検討しているとされる。

1日当たりの新規感染者数は、首都圏での集団感染が本格化した今月14日から2週間連続で3桁台を記録している。
この期間に発生した新規感染者は計3936人と、4000人に迫った。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200827001500882