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アメリカ大統領選挙に向けた共和党の全国党大会でペンス副大統領はトランプ大統領の保守的な政策や実績をアピールする一方、民主党のバイデン候補を左派寄りで中国に弱腰だなどと非難してその違いを強調し、再選への支持を訴えました。

与党・共和党の全国党大会は3日目となる26日、ペンス副大統領が指名受諾演説に臨み、内政や経済、外交などの分野でトランプ大統領と野党・民主党のバイデン候補の違いを強調しました。

このなかでペンス副大統領は「トランプ大統領が中国に立ち向かう一方でバイデン氏は中国のチアリーダーとなってきた」と述べ、バイデン氏は中国に弱腰だと主張しました。

また不法移民対策について「バイデン氏は国境を野放しにする一方、トランプ大統領は300マイル近い壁を建設して国境を守ってきた」と述べ、政権の対応が成果をあげていると訴えました。

さらに「バイデン氏は過激な左派のトロイの木馬にすぎない。アメリカを社会主義と斜陽に導くだろう」と述べ、バイデン氏は急進的な左派に操られていると攻撃しました。

そして黒人男性が警察官に背後から銃で撃たれた問題で抗議活動が広がっていることに対して、改めて「法と秩序」を強調し、「バイデン氏ではアメリカの治安は守れない。私たちはアメリカに法と秩序をもたらす」と述べました。

ペンス副大統領は36分間の演説で20回以上、バイデン氏に言及し、トランプ陣営としては保守層に政策や実績をアピールするとともに、バイデン氏を左派寄りだと印象づけることで対立の構図を鮮明にし、中道の有権者の取り込みもはかる狙いもあるとみられます。

一方、ペンス副大統領は政権の新型コロナウイルス対策への根強い批判に対し対策本部のトップとしての取り組みを訴え、「感染の拡大は減速している。世界で最初に安全で効果のあるワクチンを年末までに開発してみせる」と述べて払しょくに努めました。

共和党大会は27日に最終日を迎え、トランプ大統領が指名受諾演説を行って再選への支持を訴えることにしています。

NHKニュース 2020年8月27日 16時05分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20200827/k10012585981000.html?utm_int=news_contents_news-main_003

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