※9月2日付け※

 9月2日午後5時頃から約15分間、安倍晋三内閣総理大臣は、ボリス・ジョンソン英国首相(The Rt. Hon. Boris Johnson MP, Prime Minister of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

冒頭、安倍総理から、内閣総理大臣の職を辞することとなったことを説明するとともに、ジョンソン首相のこれまでの協力への謝意を述べました。これに対し、ジョンソン首相からは、安倍総理の辞任を心から惜しみ、国際場裡における安倍総理の偉大な功績に敬意を表すると共に、日英関係が安倍総理の下、これまでになく強固になったことに感謝する旨述べました。安倍総理から、日英両国は、近年、アジア及び欧州において、互いの最も緊密な安全保障上のパートナーとなり、英海軍艦艇の寄港や共同訓練、北朝鮮の「瀬取り」への対処など、安保・防衛協力が飛躍的に深化した旨言及しました。また、両首脳は、新型コロナウイルス感染症への対応や自由貿易の推進、新型コロナ後を見据えた国際秩序作りにおいて日英両国が主導的役割を果たしていくこと、日英間の経済パートナーシップ交渉の早期妥結が必要との認識で一致しました。


外務省ホームページ 令和2年9月2日
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/we/gb/page6_000425.html

英語版 (English)2020/09/02
https://www.mofa.go.jp/erp/we/page4e_001086.html