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京都府の舞鶴港と韓国、ロシアとを結ぶ新たなフェリー航路が開設され、17日、第1便が舞鶴港に入港しました。

新たに開設されたフェリー航路は、舞鶴港と韓国のポハン(浦項)それにロシアのウラジオストクを結び、週に1回、寄港します。

17日午後3時半すぎ、この航路の定期フェリーの第1便で、全長140メートルの「EASTERN DREAM号」が舞鶴港に入港しました。

そして、ポハンから運ばれてきたコンテナを港におろしたあと、ウラジオストクに向けた中古車などを次々と運び入れていました。

港では、舞鶴市の多々見良三市長などおよそ50人が出席し、歓迎セレモニーが行われました。

新しい航路をきっかけに、日本海側の物流の活性化や観光振興などが期待されていますが、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う入国制限の影響で、旅客については当面、乗船できないということです。

多々見市長は「フェリーは、貨物船と違って人とモノの両方が運べるので、舞鶴港を通し世界との交流が、ますます広がることを期待している」と話していました。

NHKニュース 2020年9月17日 19時24分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200917/k10012623771000.html