(台北中央社)国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)関連の諸活動への平等かつ尊厳ある参加を目指す台湾の姿勢を受け、日本やオーストラリアの対台湾窓口機関(大使館に相当)が、各自の公式フェイスブックを通じて相次いで支持を表明している。

第75回国連総会は15日に米ニューヨークで開幕し、22日からは各国の首脳らによる一般討論演説が始まった。外交部(外務省)は8月末、今年は国連が掲げる「誰一人取り残さない」原則や包摂性に力点を置き、台湾が国連システムから長期間排除されている問題の解決につなげたいとする方針を示していた。

日本台湾交流協会は24日、SDGsは誰一人取り残さない社会の実現をうたっていると指摘した上で、台湾について「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に際しては、医療物資の支援等、国際社会に大きな貢献をしています」と評価。「普遍的な目標を共に実現していく重要なパートナーとして、引き続き台湾との協力を深めていきます」とつづった。

オーストラリア駐台弁事処は22日、台湾は価値ある専門知識を提供し、世界と協力し合って新型コロナ対策に取り組んだとし、「SDGsの推進における台湾の持続的な貢献を歓迎する」立場を示した。

(陳韻聿/編集:塚越西穂)

中央社フォーカス台湾 2020/09/24 18:59
http://japan.cna.com.tw/news/apol/202009240009.aspx

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