菅義偉首相は25日夜、中国の習近平国家主席と初めて電話会談した。日中関係発展を見据え、首脳間を含むハイレベルで、2国間や国際的な課題に対して緊密に連携することで一致した。「日中関係の安定は、両国だけでなく地域や国際社会のために極めて大事で、共に責任を果たしていきたい」と述べた。延期された習氏の国賓来日に関しては協議しなかった。首相が会談後、記者団に明らかにした。

 日中首脳の電話協議は2018年5月以来。トランプ米政権と中国との対立が激しくなっており、中国には日本と友好的な関係を維持しているとアピールする思惑もありそうだ。(共同通信)

沖縄タイムス 2020年9月25日 22:36
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