韓国の三冠王大統領の影が最近薄い、とこっちが笑っていたのを本人も自覚したのか、国連総会の一般演説で「朝鮮戦争終結宣言を出す予定」的なことを口走り、北朝鮮が怒りだすはアメリカを呆れさせるは、の大迷惑を巻き起こす始末だ。

まさに、当代一の悪目立ち大統領となった文在寅をここでは取り上げたい。
まずは中央日報の記事から。


文大統領の終戦宣言に「米国の立場とこれほど大きく外れた演説見たことない」
9/24(木) 15:15配信 中央日報日本語版

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が22日、国連総会の基調演説で終戦宣言を提案したことをめぐり、米国国務省が「北朝鮮に対する統一された対応」を求めた。同日演説したドナルド・トランプ大統領は北朝鮮問題について言及さえせず、明らかに対照的だったため、遠回し批判したのだ。マイケル・グリーン元ホワイトハウス補佐官は「韓国大統領が国連でこれほど米国政府の立場から大きく外れた演説をするのを見たことがない」と批判した。

米国務省は23日(現地時間)、文大統領が国連で韓国戦争勃発70周年のことし、永久に戦争を終わらせるために終戦宣言を提案したことに関する質問に答え、終戦宣言については直接的に言及しなかった。

国務省報道官は代わりに「米韓は北朝鮮に対する努力については緊密に調整しており、我々は北朝鮮に対する統一された対応のため緊密に共助することに専念している」と言うに留めた。

北朝鮮に対する統一された対応とは、米国務総省が韓国政府が開城(ケソン)工業団地の再開や金剛山(クムガンサン)個人観光など南北経済協力事業を推進しようとするたびに、非核化の速度と歩調を合わせろと(lock step)速度調節を求める表現と共に意見の相違がある時に使う常連句だ。今回、文大統領の国連での終戦宣言の提案について十分に事前調整をしていないことについて遠回しに不満を示したものと解釈される。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/de0cf0eea94b705b2126abe73d0c001879d8a106


問題の演説はビデオ撮影されていたものが流れたということだったそうだが、一同が会した場ではなかったことが不幸中の幸いだったかもしれない。現地でこれなら2,3足靴が飛んでたんじゃないか?

この記事ではアメリカの国務省が「言葉を選んで」遠回しに文在寅の身勝手な言い分を批判しているが、事前に根回しもなく、いきなり朝鮮戦争終結を語り出した点に憤慨していることがよくわかる。

そもそも、韓国だけで勝手に戦争をやめるなどできないことは、韓国の大統領だからこそわかっていて当然のはず。国連をすっ飛ばし、在韓米軍を派遣しているアメリカさえ無視してのこの発言は、米韓同盟破棄に向かう第一歩となってもおかしくない。アメリカの面目丸つぶれだものなぁ。

(続く)

多々野親父
note 2020/09/27 00:28
https://note.com/momo19992000/n/n1b1dfd089fb9