https://file.mk.co.kr/meet/neds/2020/10/image_readtop_2020_1013604_16017987554378015.jpg
▲ノーベル文学賞候補。左からマリーズ・コンデ、リュドミラ・ウリツカヤ、村上春樹、コ・ウン

脱植民主義(post-colonialism)が今年のノーベル文学賞の主人公の顔を予測する鍵になるか。

ヨーロッパの有名なノーベル文学賞賭けサイトが公開する2020年ノーベル文学賞配当率順位でフランス領グアドループ出身のマリーズ・コンデ(83)が圧倒的な1位配当率を記録したからだ。

賭けが全面違法である韓国と異なり合法であるヨーロッパで配当サイトの予知力は無視できない。2015年ノーベル文学賞受賞者スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチを1位と正確に予測し、これに先んじた2006年オルハン・パムクの受賞も正確に占った。

また、2011年トーマス・トランストロンメル、2012年莫言は配当率2位で、一昨年受賞したオルガ・トカルチュクの受賞も正確に当てた。

4日、英国賭けサイト、ナイスオッズによれば今年のノーベル文学賞配当率1位に、リュドミラ・ウリツカヤ(77)、村上春樹(71)、マーガレット・アットウッド(81)、グギ・ワ・ジオンゴ(82)、アン・カーソン(70)、ハビエル・マリアス(69)、コ・ウン、イェルレンコ(62)(中略)などが順番どおりにリストされた。

コロンビア大名誉教授であるコンデは数年間、候補にあげられている。黒人女性で植民時代の被植民者というコンデのアイデンティティは帝国主義と資本主義に関する反省が話題になった今日、コンデの20世紀小説がもう一度召還されている。韓国で出版された翻訳本では17世紀米国の小さい村の黒人女性奴隷ティトゥバの人生をフェミニズム談論とディアスポラを主題に結合して書いた「わたしはティチューバ-セイラムの黒い魔女」が唯一だ。

配当率2位はロシア作家ウリツカヤが占めた。ソビエト連邦の誕生と崩壊を体で体験したウリツカヤは四十を越えた1980年代末になって小説を書き始めたが、ある世界の終末とその後の情緒に関するロシア作家の悩みがウリツカヤという名の下に集まる。韓国で出版された翻訳本も多数あり、代表的には「ソーネチカ」「私たちのツァーリの人々」が特に傑作に選ばれる。

すでに七十を越えた日本の村上もノーベル賞常連候補だ。村上作品は海外45以上の言語に翻訳され、韓国でも数千万部販売量を誇る。若い感性、現実と夢の重なった世界が彼を巨匠と言わせる。
(中略:他の候補紹介)

特に今回のノーベル文学賞配当率順位では韓国のコ・ウン詩人がカスン、マリアスワ共に共同6位に上がって視線を引き付けた。

[キム・ユテ記者]

ソース:毎日経済(韓国語)マリズ豆のに・ハルキ…今年ノーベル文学賞は誰ふところに?
https://www.mk.co.kr/news/culture/view/2020/10/1013604/

関連スレ:【国際】ノーベル文学賞オッズ 村上春樹7倍 コウン11倍 [動物園φ★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1601697791/