2020年10月4日、韓国・世界日報は、韓国与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)代表が「世界韓人の日(5日)」を前に「韓国は世界各国と仲良く過ごさなければならない」との趣旨のメッセージを発表して注目を集めていると伝えた。

記事によると、李代表はSNSを通じ、「世界韓人民主会議」という団体の議長名義で祝辞を発表し、世界各国にいる韓国人に向けて「韓国を誇れる国にすること」と「各国と仲良く過ごすこと」を約束した。同団体は「共に民主党」の海外組織で、同党代表が議長を務めることになっている。

李代表のメッセージについて、記事は「日本を念頭に置いたものではないか」と予想し、「日本は韓国人が多く住む外国の一つであり、菅義偉首相就任をきっかけに日本との関係改善を誓った李代表が議員外交レベルで本格的な活動を始めたもの」と説明している。李代表は記者時代に東京特派員を務め、韓国の政治家を代表する知日派とされている。

これに韓国のネットユーザーからは「もともと仲良くしていたのに、現政権が壊したのでは」「支持率が下がればまた反日扇動するくせに。これまで何度だまされたことか」「まるで自分が大統領であるかのような発言」「まずは国民と仲良く過ごすべきだ」など厳しい声が数多く上がっている。

李代表は菅内閣発足後、菅首相に「日本の国運が上昇し、日韓関係が改善することを願う」とのメッセージを送り、昨年に国務総理として訪日し、当時官房長官だった菅首相と交わした対話なども公開していた。
(翻訳・編集/堂本)

2020/10/5 19:38 (JST) ©株式会社 Record China
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