(蔚山=ニュース1)ギムギヨル記者=家出少女だけを選んで合宿させながら売春をさせた一味11人に大量に実刑が宣告された。

蔚山地裁刑事11部(パク・ジュヨン部長判事)は、児童・青少年の性保護に関する法律違反などの疑いで裁判にかけられたAさん(22)ら12人のうち11人に最高18年から3年6ヶ月までの懲役を宣告したと9日、明らかにした。

また、比較的犯罪が軽い1人だけ懲役1年に執行猶予2年を宣告され、これらの犯罪収益2332万ウォンを追徴した。

同じ中高校の卒業生で、近所の先輩・後輩であるA氏などは、今年1月に慶尚南道一帯で売春あっせん業で有名なBさん(41)を訪ね、10代の家出青少年の誘引・脅迫して売春をさせることを提案した。

Bさんが買春男を装って「条件出会い」アプリケーションで家出少女を誘引して性関係を持ち、A氏などが現場を突然襲った後、売春の事実を警察に通報すると脅迫する手法で売春女性を集めた。

続いて「一人で売春をすると、危険な状況が生じるが、私たちのようにすれば、安全にお金をたくさん稼ぐことができる」と偽って14~19歳の少女と知的障害女性など7人をワンルームとオフィスなどで監禁した。

これらの女性を監視・管理し、今年3月までに、スマートフォンアプリで合計256回性売買を斡旋して売春代金合計3840万ウォンのうち33%ほどである1280万ウォンを保護費名目でピンハネした。

これらまた女性が売春を怠った場合、暴力を行使、合宿所を脱出する場合は蔚山まで追いかけ、見つけた後「もう私は売春をしたくない」と拒否した女性の顔を携帯電話で顔を撮ってインターネット放送にアップし、家族にも知らせると脅迫した。

これら売春斡旋とは別に「条件出会い」アプリを介して、10代の若者を誘引した後、性的暴行の場面を撮影したりした。

裁判所は「被告は脆弱な10代の女性の若者と知的障害者の女性を相手に搾取して脅迫し、組織的に行動して卑劣極まりない」とし「売春女性という社会的最弱者に対する暴力は決して軽んじることができない深刻な社会現象」と量刑理由を明らかにした。

ニュース1 入力2020.10.09。午後1:41
https://n.news.naver.com/mnews/article/421/0004916411?sid=102