>貿易立国から投資立国へと転換し

これからの日本の進むべき道は、投資立国と同時に、知財立国であり高度サービス貿易大国になることです。
循環型サスティナビリティを更に進化させ、豊かさ楽しさは そのままで、エネルギーや食品のロスを減らし
天然資源や食料の輸入を減らし 経常収支の黒字増分を 更に海外投資に向け 対外純資産を増やし というループを加速させます。
また、天然資源については 日本の領土にある地熱や海洋資源の開発や利用も ある程度の採算度外視で進めて行く必要はあります。

あと対外純資産を更に増やす方法は、その計算式から分かるように 外国から投資されない事ですが、これは両刃の剣です。
日本人がやろうとしても絶対にできない 技術やノウハウやユニークな発想や 海外に顧客を沢山持ってて日本からの輸出を増やしてくれる 日本に雇用増 所得増 税収増をもたらす外資は大歓迎で誘致すべきですが
日本の株式 不動産だけに投資して短期でサヤ取りしたり、弱った日本企業を買うハゲ鷹や 外国企業が自分の輸出を増やすだけの為に作った販社とかは 歓迎しません。
それを売国的な新自由主義者は 全て「外資を呼び込め!」とか言って 日本への投資をしやすくする政策を推進してます。
どこの国でも、受け入れる外資は選別したり誘致策に濃淡を付けてますが、日本は差を殆ど付けてません。
ハゲ鷹だろうが 投資を止めさせる必要は有りませんが、日本にカネがない訳ではないので、変な金融投資を優遇する必要は全く有りません。むしろ課税を強化すべきです。

また 日本が高度成長期に投資をし、累積では かなり儲けて 今でも安定的に配当や分配を受けてる外国企業も多いです。
黒字で推移するも日本が低成長・安定成長になる中で 日本からの事業の撤廃は望まないが日本の子会社や提携先に 株を買い取って貰い むしろ まとまったカネが欲しい という外国企業も多いです。
でも子会社側にしても まとまったカネを用意するのは財務面で負担です。
そこに低収益運用でカネ余りの郵貯 農林系マネーや公的年金などの「日本資本」を入れ、外資系企業を日本資本に換え、海外への配当金支払のタレ流しを止め、第一次所得収支の黒字増 経常収支黒字を増やし対外純資産も更に増やします。

対外純資産と経常収支が増え続ければ、当然 円高になる一方で どれだけ国債を発行しても暴落しない状況になります。
そこで日銀の大金融緩和は続けますが、その為には買いオペする国債や地方債が必要で、政府や自治体が発行し 効率よく好景気を招く箇所に集中して財政出動します。
ある種のMMTだし、将来への公的投資でも有ります。
それにより 巡り巡って税収増も狙います。
海外と取引ない企業や個人にも コレは恩恵をもたらします。