【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官は15日、駐韓欧州連合(EU)大使に就任予定のフェルナンデス氏と会談し、韓国とEUの関係や、世界貿易機関(WTO)の事務局長選挙などについて意見交換した。崔氏はWTO事務局長選で最終の2人に残った産業通商資源部の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長への支持を要請し、フェルナンデス氏は兪氏の能力を高く評価しており、良い結果を期待すると述べた。

 両氏は韓国とEUが政治、経済、安全保障など様々な分野で協力を発展させてきたことを評価し、新型コロナウイルスへの対応などでも各レベルで緊密な意思疎通を維持していくことを確認した。

 また気候変動への対応や、WTOのあり方など、多国間主義の強化に対する類似した立場を基に国際舞台で緊密に協力していくことで一致した。

 そのほか、朝鮮半島情勢を共有し、今後も朝鮮半島を含んだ領域内の情勢について、緊密に意思疎通することを確認した。

聯合ニュース 10/16(金) 11:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad95720e26d1ddc3b18fa8755180439cb9fad2ba

崔氏(右)とフェルナンデス氏(外交部提供)=15日、ソウル(聯合ニュース)
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