【ソウル聯合ニュース】韓国の徐旭(ソ・ウク)国防部長官は21日、中国の魏鳳和国防相と電話会談し、朝鮮半島および周辺地域の情勢や両国の国防交流協力の活性化などついて意見交換した。

 国防部によると、中国側の要請で行われた今回の会談で、魏氏は「両国軍が意思疎通を維持する中、交流協力を推進しながら地域の平和と安定を共に守らなければならない」と強調した。

 徐氏は最近の朝鮮半島の状況や地域情勢に関して説明し、朝鮮半島の平和と安定のために中国が建設的な役割を果たし続けるよう要請した。

 米中の対立が激化していることに加え、北朝鮮が先ごろ行われた朝鮮労働党創建75周年の閲兵式(軍事パレード)で新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)などを公開したことから、これと関連した情報共有や意見交換も行われたとみられる。

 国防部は中国側が徐氏の訪中を要請したとし、「今後、都合のよい時期に相互訪問するなど多様なチャンネルでの意思疎通と交流協力が続くよう努力していくことを確認した」と説明した。

聯合ニュース 10/21(水) 20:56
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