偽装結婚して不正に在留期間を更新したとして大阪府警外事課は23日、出入国管理法違反(虚偽申請)の疑いで、韓国籍で大阪市生野区中川のアルバイト、金娟志容疑者(37)と日本人の男2人を逮捕したと発表した。

 同課によると、男は同区新今里の解体業、兵頭篤也(50)と埼玉県川越市の無職、関慎一郎(46)の両容疑者。3人の逮捕容疑は共謀し、平成30年5月と令和元年7月の計2回、金、関両容疑者が夫婦であるとする虚偽の書類を大阪入国管理局に提出し、金容疑者の在留期間を不正に更新したとしている。

 同課によると、金、関両容疑者は平成26年9月に婚姻届を提出したが、一度も同居したことがなかったという。金容疑者が勤務していた飲食店の常連客だった兵頭容疑者が知人の関容疑者を夫役として紹介。入管で在留期間を更新する際は夫婦でデートしているように見せかける写真を用意するなどしたという。

産経WEST 2020.10.23 11:53
https://www.sankei.com/west/news/201023/wst2010230019-n1.html