http://com21.jp/archives/26134
――公判で何が明かになったのか、「植村裁判を支える会・札幌第11回詳報」から引用する。

虚偽の引用
櫻井氏が嘘記事と認めた月刊「WiLL」2014年4月号 月刊「WiLL」2014年4月号(右写真)『朝日は日本の進路を誤らせる』記事で櫻井氏は次のように書いて植村氏を非難した。

「(慰安婦名乗り出の金学順氏の)訴状には、14歳の時、継父によって40円で売られたこと。3年後、17歳で再び継父によって北支の鉄壁鎮というところに連れて行かれて慰安婦にさせられた経緯などが書かれている」
「植村氏は、彼女が継父によって人身売買されたという重要な点を報じなかっただけでなく、慰安婦とは何の関係もない女子挺身隊と結びつけて報じた」

 しかし、櫻井氏が持ち出した訴状には「継父によって40円で売られた」という記述はない。
 「人身売買」と断定できる証拠もない。それにもかかわらず櫻井氏は植村氏の記事を否定し、意図的な虚偽報道つまり捏造と決めつけた。
 なぜ、訴状にないことを持ち出して、人身売買説を主張したのか、を植村氏側は問うた。