中国の湖南省や江西省、浙江省で計画停電が行われる中、オーストラリアのスカイ・ニュース系の番組司会者クリス・スミス氏が「中国は豪州産石炭をボイコットしたため、10億人が厳しい寒さに苦しんでいる」などと発言したと、米国の中国語ニュースサイトの多維新聞が26日付で報じた。

記事によると、スミス氏は「約10億ドル相当の豪州産の高級石炭を運ぶ船70隻が中国沿岸に停泊している間、彼らの電力供給はどうなったと思う?」とした上で、「電力不足が起き、10億人が厳しい寒さに苦しんでいる」「一部の地域では今週、気温がマイナス40度に下がった。電力供給が制限された所だ」「中国はこれを自らにもたらした」などと発言した。

中国の経済政策決定で重要な役割を果たす国家発展改革委員会は21日、電力供給制限について「工業生産が回復しているところに寒波が重なり、電力需要が予想を上回ったため」と説明している。(翻訳・編集/柳川)




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