韓国とアメリカの首脳は、初の電話会談で、韓米関係を一段と強化することで一致したことについて、中国外務省は、韓米関係の発展が、平和と安定に役に立たなければならないという考えを示しました。

中国外務省の汪文斌(おうぶんひん)報道官は4日、定例の会見で、「韓半島問題に対する中国の立場は明確で一貫している。関連国が、各々の懸念を等しく解決し、韓半島の長期的安定を速やかに実現させるために努力することを願う」と述べました。

そのうえで、「同時に、韓米関係の発展が、地域の平和と安定、繁栄に役立つことを願う」と述べました。

中国外務省のこうした発言については、アメリカのバイデン新政権が、同盟国の統合を図り、中国をけん制する動きを見せているのに対し、中国政府が警戒心を表したのではないかとする見方が出ています。


2021-02-05 10:34:56
http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&;Seq_Code=78154