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東日本大震災からまもなく10年を迎える中、日本の漫画家100人余りが台湾の被災地支援に感謝を表すためにイラスト入りの色紙を制作したことが、台湾のネット上でも反響を呼んでいる。

4日に開幕した第9回台北国際コミック・アニメフェスティバルで、日本台湾交流協会が今年の「日本館」の中に色紙を展示している。

台湾メディアの報道によると、同協会は「10年前に東日本大震災が発生した時、台湾の皆さんは日本に支援の手を差し伸べてくださいました。日本の人々は今でも感謝の気持ちでいっぱいです」などとし、今後も漫画やアニメを通じて台湾と交流を図っていきたいとの考えを示したという。

色紙は「北斗の拳」の原哲夫さん、「クレヨンしんちゃん」の臼井儀人さん、「はじめの一歩」の森川ジョージさん、「かぐや様は告らせたい」の赤坂アカさん、「ニセコイ」の古味直志さん、「彼女、お借りします」の宮島礼吏さんらが描き下ろしたもので、

「謝謝台湾(ありがとう台湾)」、「謝謝?的支持(ご支援ありがとうございます)」、「我愛台湾(台湾を愛しています)」、「Thanks Taiwan」、「ありがとう台湾!!」「台湾の皆様ありがとうございます!!」といったメッセージが添えられている。

台湾の有名なネット掲示板PTTでも話題になっており、台湾のネットユーザーからは

「わあ、有名な人がいっぱい」
「台湾に感謝してくれてありがとう」
「10年も経つのにまだ感謝してくれているとは」
「ここまで感謝されるとなんか申し訳なくなるな」
「もう大丈夫だよ!。その後、台湾の災難を日本も支援してくれたし」
「本当に誠意がある」
「台日友好〜」
「日本人のこういうところ、本当に好き」

といったコメントが寄せられたほか、関係が良くない中国本土を念頭に

「それに引き換えどこかの国は…」
「四川大地震にも支援したんだけどね」
「形だけでいいんですよ。ほかの国は形にもしないんですから」

といったコメントも散見された。

2011年3月11日に発生した東日本大震災の際、日本には世界各国から義援金が送られ、台湾からは最も多い200億円以上が送られた。


2021年2月8日(月) 14時0分
https://www.recordchina.co.jp/b871835-s25-c30-d0052.html